5G標準化の主導権めぐり平昌と東京で一本勝負(3)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.01.24 10:40
◇リアルタイムVR、自動運転車などがすぐそばに
4G利用者が急増し次世代通信需要が拡大した中国も5G技術の先取りに積極的だ。投資規模だけで5000億元(約8兆3268億円)以上だ。3Gと4Gで韓国、米国、日本などに押された過去を繰り返さないという考えだ。中国の強みは巨大な内需市場だ。米国と欧州が5G標準を作っても人口13億人の中国が採択しなければ真のグローバル標準にはなりにくい。中国工業情報化部とIMT-2020タスクフォース(5G TF)は今年から5Gのテストに入り、2019年に通信網を開通した後2020年から商用化するという目標を提示した。特にモバイル加入者が8億人に達するチャイナモバイルが設立した5G共同革新センターにはファーウェイなど電気通信装備メーカーとチップメーカー、アウディやBYDなどの自動車メーカー、ハイアールとハイセンスなど家電メーカー、その他スタートアップなど合わせて42社がパートナーとして参加した。