沿海州に開城工業団地のようなユーラシア経済協力体制作ろう…それが韓半島平和を求める道(3)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.30 13:14
経済論理で見れば沿海州は未来のブルーオーシャンだ。しかし政治論理はいままさに韓ロ経済協力を圧迫する。韓ロ経済協力プロジェクトにはロシアが北朝鮮の労働力を動員する。南北関係が完全に閉ざされているいま、韓国は小さな接触、ロシアを通じた間接対話窓口でも開かなければならない状況だ。
相反する経済論理と政治論理の間で調和を探すことが朴槿恵政権と後続政権の歴史的な使命だ。朴大統領はその程度の政治功績は残して退かなければならない。沿海州を踏み台に韓国ユーラシア経済協力体制が北朝鮮の挑発水準を低くし核問題を解決する時まで暫定的妥協でも実現させる方法のひとつだ。極東シベリアはプーチン大統領の新東方政策と韓国の北方進出を通じた南北関係改善の熱望が出会う理想的な接点だ。