「外交ジレンマが祝福とは」…韓国外交部長官を集中叱責した与野党(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.15 09:39
さらに新政治民主連合の朴洙賢(パク・スヒョン)議員も「実力がある時に自信を持てるということ」としながら「修辞に終わらず、そうなれるよう冷徹な現実認識の上で未来ビジョンを作りなさい」と促した。彼は「朝鮮時代に光海君は明国に事大外交をすべきだという勢力と、新興強国である清国とバランス外交をすべきだという勢力の間で非常に絶妙なバランス外交をした君主」として「今、米中間ではそのようなバランス外交が重要だ」と忠告した。
日本の過去の歴史挑発に関しても批判が出てきた。セヌリ党の金乙東(キム・ウルドン)議員は「外交部長官が『領土主権をはっきりと行使する』としたが、鄭ホン原(チョン・ホンウォン)元首相が昨年、独島上陸支援センター計画を突然取り消すなど国家政策が一進一退している」として「外交部が環境・安全問題を理由に挙げているが実際は日本の顔色を伺っている」といった。一方、同党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)議員は尹長官との問答後「外交部長官がなぜ長生きするのか分かる」という評価を出した。