【コラム】「独島嫁論」のワナ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.17 10:48
この悪習を直す妙策は何だろうか。「戦術的無視(tactic ignoring)」だ。いくら騒いでも聞こえないふりをすればよい。少し経てば自ずと静かになる。私的な席で会った外交官はいつも独島に対する戦術的無視を力説してきた。独島紛争を知らせるのに血眼になっている最近の外交部の方針とは違う状況だ。軸を持つべき外交当局までが政界に振り回され、日本の作戦に巻き込まれる雰囲気だ。
いつも黙っていろというのではない。慰安婦問題は大声で叫ばなければならない。慰安婦は人間の尊厳性に関する問題だ。幼い少女が残酷に踏みにじられることには誰もが激しい怒りを感じる。米国・カナダ・オランダなど7カ国で16件の慰安婦決議案が採択されたのもこのためだ。