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海雲台海水浴客を一瞬で海に連れ去る“パピヨンの波”の正体は(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.20 16:39
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離岸流は、沖合いから流れ込んできた海岸の近くの波が特定の地点に集まり、狭い通路を通って再び海に流れ出る時に発生する。幅は10~40メートル、長さは500メートルほどだが、流れの速度は秒速2~3メートルと速い。一度流されると、水泳が上手な者でもなかなか抜け出すことができない。

気象庁のソ・チャンウォン海洋気象課長は「離岸流は地形的な要因、波の特性、気象学的要因など、さまざまな原因が複合的に作用して発生する」と説明した。

 
離岸流が発生するのは、基本的に海水が海岸に押し寄せてかさが増えるためだ。深海では波がエネルギーだけを伝えて、海水自体はその場所で下上運動だけを繰り返す。

一方、水深が浅い所では波が分割しながら海水が海岸に押し寄せる。押し寄せた海水はまた海に流入する場所を探して海岸に沿って移動する。かさが増えた潮は陸地に向かって入ってくる波が弱い地点、すなわち海の下のくぼみなどから深い海の方で流れ出ていく。川岸の崩れた所から水があふれ出るのと同じ原理だ。

程度の差はあるものの、波のあるすべての浜辺では離岸流が発生する。海雲台だけではなく、忠清南道保寧(チュンチョンナムド・ボリョン)の大川海水浴場でも目撃されたことがある。

成均館(ソンギュングァン)大学社会システム工学科のイ・ジョンヨル教授は「海雲台海水浴場では7~8月、南から波が一気に押し寄せるため、離岸流がたびたび観察されている」と話す。特に海岸から500~1000メートル離れた所に暗礁があり、波を1カ所に集中させたり分散させたりするなど、波がもつれあうこともひとつの原因だと説明した。

離岸流は長くは続かない。サイエンス・デイリーが米ストーニーブルック大学海洋大気科学科のある研究チームの研究結果を報道していたが、これによると離岸流の持続時間はほとんどの場合で2~3分未満だった。研究チームがイーストハンプトンビーチで500時間の間、20秒間隙で写真を撮影して分析した結果だ。

米ABC放送によると、米国では海岸救助隊に救助される水泳客の80%ほどが離岸流によって危険にさらされ、昨年は72人など毎年約100人が離岸流が原因で溺死している。犠牲者の3分の2は救助隊が配置されていない海辺で海水浴をしていて溺死している。五大湖(Great Lakes)のような大きな湖でも離岸流による溺死事故が発生している。


海雲台海水浴客を一瞬で海に連れ去る“パピヨンの波”の正体は(1)

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