日本支援で両国間に希望…独島問題で冷や水
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.11 09:10
東日本大地震の発生から1カ月間、韓日関係は屈曲が激しかった。地震直後、韓国では「頑張れ!日本」をモットーに日本支援の熱気が高まり、新しい両国関係発展の希望が見えた。日本の国民が危機を克服する過程で見せた姿はその熱気をさらに強めた。特に「人に迷惑をかけるな」を座右の銘として生きる日本人独特の自制力に多くの韓国人が感心した。
李明博(イ・ミョンバク)大統領も例外ではなかった。大地震発生の数日後、参謀と話し合った李大統領は、日本の‘迷惑文化’について細かく言及したという。李大統領は「夜に日本のテレビ番組を見たところ、今回の津波で子どもを失った母親が出ていた。テレビのリポーターが『なぜ子どもを失ってもあまり泣かないのか』と尋ねると、この母親は『私は一人の子どもを失った。私の周りには子どもを2人、3人失った人も多い。私があまりにも悲しく泣くと周りの人たちに迷惑をかける』と話していた。その話を聞いて本当に驚いた」という趣旨で話したと、同席者が伝えた。
こうした雰囲気の中、大学のキャンパスでは日本人留学生と韓国人学生が共同で募金活動をする姿が見られた。中央日報と大韓赤十字社が共同で行った日本地震被害者支援共同募金額は1週間で100億ウォン(約8億円)を超えた。