サッカーの韓国代表とチリ代表が１１日午後８時に水原（スウォン）ワールドカップ（Ｗ杯）競技場で親善試合を行う。

チリ代表のルエダ監督は前日の１０日、記者会見を開き、日本代表との親善試合が地震のため中止になったことに関連し「新しく選ばれた選手を確認したかったが、天災地変のため中止になった。韓国はコスタリカ戦で予熱した状態だが、チリはそれができなかった」とし「短期招集ではいつも２戦目に良い競技力を見せる。チリが強いチームなら、こうした不利な状況を克服しなければいけない。韓国が有利な条件であることは事実だが、うまく準備して克服したい」と述べた。

続いて「札幌から韓国まで来るのが大変だった」とし「久しぶりに招集だが、日本で大変な過程を経験して韓国に来た。このような条件をすべて乗り越えられると考えている」と自信を表した。

チリ代表は札幌で日本と親善試合を行う予定だったが、地震災害のため試合が中止になり、韓国にも予定より早く入国した。

ルエダ監督は「韓国戦は重要な試合になるだろう。韓国のレベルを考えればタイトな試合になると予想している。両チームともにプラスになる良い試合を期待する」と語った。