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【コラム】北朝鮮の裏口は開いている(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.10 17:28
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韓半島グランドデザインの最も大きな長所は、北朝鮮に幅のきく中国とロシアが北朝鮮の参加を説得できるということだ。金正恩(キム・ジョンウン)は今、核・経済の並進路線を展開しているが、核は先んじるのに経済は非常に遅れている。20近い経済特区に参加する外国資本もない。アリストテレス(紀元前384~322)は人類最初の政治学の著書『政治学(Politika)』で、独裁者は国民らが謀反を起こす力を抜くために意図的に貧困政策を使うと書いた。金正恩が意図的に北朝鮮民の貧困化政策を使っているのではない。むしろ彼は経済回復のために経済特区、市場、限られた利潤導入のような経済再生措置を取っている。しかし並行すべき核と経済のバランスは崩れた。張成沢(チャン・ソンテク)処刑後、中国企業らが相次いで撤退した。

金正恩としても彼の就任初めの約束どおり国民らがこれ以上、腰のベルトをきつくしめずに済む確実な機会が来れば、そこに韓国が参加しているという理由だけで拒むような境遇ではない。そのような機会が並ぶように散在している場所が北朝鮮・中国・ロシアの国境の北辺だ。目の前に見える具体的な事例が琿春の物流都市であり、遠く見える大きい絵が韓半島グランドデザインのような構想だ。豆満江を越えて北朝鮮の先鋒が近距離に見える防川(パンチュァン)風景区(観光地)の展望台から北中露を前後左右に眺めれば、そこが韓国・北朝鮮だけでなく北東アジアの共同繁栄と平和を保障する約束の地ということがすぐ分かる。

 
残念ながら朴槿恵(パク・クネ)政権はユーラシアイニシアチブという大きな絵を描きながらキム・ソクチョルが描いた実現可能な韓国・北朝鮮と中国とロシアの共同開発の計画には関心を持たない。それが中国の新シルクロードのブラックホールに引き付けることができず韓国のユーラシア進出に流用した手段になってくれるだろうか。本当に疑わしい。ウラジオストクからシベリア横断列車に乗って欧州に向かうことがユーラシアイニシアチブの実体ではないはずだ。「平和オデッセイ」に参加した申ガク秀(シン・ガクス)元外交部次官は新任外交官たちは朝中境界地帯を必須コースとして体験する必要があると強調した。そこに一言さらに加えたい。新任外交官たちだけが行くべきではない。外交・経済政策と戦略樹立・実行に参加する高官が直接行って、そこで活用されずにいる潜在的な機会をその目で見なければならない。たとえば尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は統一準備委員会委員の朝中境界地域の現地調査とシベリア横断鉄道の搭乗行事の欧州の一部区間に参加するが、それは象徴に過ぎない。彼は2011年にそのコースを現地調査したのだから、外交部高官に境界地域を体験させるのが良いだろう。

金永熙(キム・ヨンヒ)国際問題論説委員


【コラム】北朝鮮の裏口は開いている(1)

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