ハングルを習いに来たチアチア族の先生4人=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.20 08:26
「アーイ、ウーオ、オーイ」。19日、韓国外国語大本館の812号講義室の前。ぎこちなくハングルの母音を発音する声が講義室の外まで聞こえる。講義室では、インドネシアから来た小学校教師ラシドさん(26)らチアチア族の教師4人が、熱心に韓国語を習っていた。韓国外大の招待を受けて訪韓し、18日から実用韓国語と韓国文化を学んでいる。2カ月間の課程だ。
チアチア族の教師はハングルを読むことができる。しかし韓国語に接するのは今回が初めてという。ラシドさんもバウバウ市でハングルを教える教師だ。ラシドさんは「ここに来て韓国語を習うと、私たちが知っているハングルと違うので混乱する」としながらも、「形式だけを知って使っていたが、実際に現地に来て分かることも多く、新鮮な感じがする」と話した。タルミンさん(38)は「韓国語には‘ワァ’や‘ウィ’のような二重母音が多く、発音するのが難しい」と語った。