「米中葛藤なら南北に最も大きな被害」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.09 11:10
「西海(ソヘ、黄海)は非常に敏感な海だ。韓国と米国が西海で軍事訓練をすれば、韓半島情勢に有利か不利かをよく考えなければならない。天安(チョンアン)艦問題がきちんと解決されず、米国と中国の間に葛藤が生じれば、南北(韓国・北朝鮮)が真っ先に被害を受けるだろう」。
中国外務省傘下の中国国際問題研究所(CIIS)の曲星所長(54)は7日、中央日報をはじめとする主要海外メディアの訪問を受けた席でこのように述べた。この研究所は中国の外交安保戦略を研究するシンクタンク。フランス駐在中国大使館公使を経て1月に赴任した曲所長は現職外交官だ。