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【中央時評】文在寅大統領の成功条件(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.12 11:17
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2つ目に、長官たちに対する大統領の権限委任と責任のバランスが政府運営の中枢になる必要がある。小さい青瓦台が低姿勢で疎通する大統領の最初の同心円なら、2つ目の同心円は大統領の政策を実行する内閣だ。文大統領が選挙運動当時の公約通りに、大統領執務室を光化門(クァンファムン)に移転させようとするのは政府業務の中心が大統領-大統領府参謀軸でなく、大統領-各部長官軸ということを象徴的に強調しようとすることだろう。

その間、歴代大統領が責任長官制を頻繁に公約として掲げてきたが、それが空念仏に終わった理由は明らかだ。過去の大統領は責任に適合した権限を長官たちに与えなかった。したがって、あまり権限を持たない長官たちは、大統領参謀の顔色をうかがうのに忙しく、官僚組織は青瓦台のお手伝いに転落していった。新たに出発した文大統領は、最も信頼できる人物を青瓦台の参謀でない長官として任命することが求められる。そして、彼らに雇用拡大(第1公約)、財閥改革(第3公約)、教育・育児国家責任制(第8公約)を推進する権限を与えなければならない。責任と権限がバランスを取ってこそ責任長官制が可能になり、責任長官は実質的に官僚組織を導いていくことができる。その時こそ、働く政府が動くことになる。

 
実際、筆者が今まで話した処方は新しいものでもない内容だ。歴代大統領のほとんどが失敗した理由は、このような処方が分からないからでもなかった。それより、処方を実践に移す意志と開かれた態度を備えていなかったためだった。米国の大統領研究者は、成功する大統領のリーダーシップは何よりも大統領個人の内的均衡と心理的安定から始まると強調してきた。文大統領の成功にとても緊要なのはおそらく毎日、激務を終えた夜に一人で自分と向き合う時間だろう。「低いところを探していく姿勢、深淵に似た心、信頼できる言葉、正しい政治、力をつくした奉仕」(『道徳経』8章)。任期が始まって48時間の間、文大統領が見せた「流れる水のリーダーシップ」の要諦を毎晩振り返ってみるなら、最初48時間のさわやかな出発を越えて5年後にも成功した大統領として記録されるのではないだろうか。

チャン・フン/中央日報本社コラムニスト・中央(チュンアン)大学教授


【中央時評】文在寅大統領の成功条件(1)

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