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【時視各角】韓国銀行はどうしろというのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.02 11:22
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韓国銀行が守勢に追い込まれたため妙な現象も広がる。強骨だった李前総裁のイメージが金総裁にまでオーバーラップされるという点だ。事実2人のスタイルは明確に違う。韓国銀行マンの評価を総合すると李前総裁は座標に強く、金総裁は波動に強い。

2007年11月に李前総裁が南アフリカで開かれた主要20カ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議に参加した時だ。彼は公式日程を終え喜望峰へ行く道でフォルス湾に立ち寄った。特異な地形のため東西南北を計りにくい地域だ。フォルスという名前がついたのもそのためだ。それでも李前総裁は海と海岸線をじっと眺めると「あちらが北側だね」と正確に指摘したという。

 
彼は海外に出れば夜空の星座を見て方向を確認することを小さな楽しみにしたりした。普段から彼は現在の位置、指向しなければならない目標を把握し、それによって対応しようとしていたというのが韓国銀行マンの評価だ。このため所信はあるように見えるが状況が変わっても軌道修正がうまくできないのが短所と指摘されたりもする。2008年の金融危機当時に起きた政府とのずれがそのような事例だ。

金総裁は違う。外部の波動を鋭敏に把握し速やかに対応する。どこに行っても立ち位置に合わせたことを懸命にするスタイルだ。李明博政権の初代経済首席秘書官時代に手首にざらざらしたバンドを巻き、業務中に眠気がくればゴシゴシとこすりまくった。赤くなった手首はワークホリックらしさを示した。経済協力開発機構(OECD)大使時代にも公館職員に喉がかれるほど指示を出した。韓国銀行総裁になってからもしばらくは休日ごとに自家用車を運転して出勤した。

大学総長、研究所院長、経済首席秘書官、大使など多様な職責で高い評価を受けた秘訣もそこにあるのではないかと思う。ただし彼は韓国銀行総裁就任直前、「韓国銀行も大きな枠組みで政府」と話したために政府に周波数を合わせるという批判を受けた。

それほど波動に強い彼でも李漢久氏の発言には当惑しているようだ。金仲秀としてありながら李成太として行動しなければならない未曾有の事態が起きるかも知れない時だ。過去の韓国銀行法には総裁の要件として「高潔な人格と金融に対する卓越した経験」という規定があった。1997年の法改正で消えたがその精神は生きている。波動に強いという金総裁の面貌もやはりそのような精神の上で表われることを期待する。


【時視各角】韓国銀行はどうしろというのか(1)

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