無所属候補がソウル市長に当選…政党政治に津波
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.27 08:30
市民運動家出身の朴元淳(パク・ウォンスン)候補(無所属)が26日のソウル市長補欠選挙で、ハンナラ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)候補を抑えて当選した。1995年にソウル市長選挙が始まって以来、無所属候補が当選したのは初めてだ。開票の結果(27日1時現在、開票率95%)、朴候補は53.3%の支持を得た。ハンナラ党の羅卿ウォン候補は46.3%だった。
民主党の招聘に応じず無所属で出馬した朴候補のソウル市長当選は、政党政治に屈辱感を抱かせた一大事件だ。先月6日に安哲秀(アン・チョルス)ソウル大融合科学技術大学院長の譲歩を受け、全野党陣営のソウル市長候補競争で優位に立った朴候補は、民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)議員との候補一本化選挙で勝利したのに続き、本戦でもハンナラ党の羅候補を制圧した。