中国もミサイル迎撃技術確保、初試験に成功
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.13 07:35
中国が巡航飛行中の仮想目標物の迎撃試験に初めて成功したと人民日報の姉妹紙環球時報が12日に報じた。同紙は「11日に実施された今回の試験は軌道飛行中の衛星の支援を受けて巡航中の目標物を対象に行われ、中国のミサイル迎撃技術を進歩させたものと評価される」と伝えた。中国は2007年1月に弾道ミサイルを発射し、地上859キロメートルに浮かぶ老朽化した気象衛星の迎撃試験に成功している。
中国はすでに「紅旗9」として知られるミサイル迎撃システム関連装備を昨年10月1日の建国記念日軍事パレードの際に公開していた。今回の試験は米国が台湾にミサイル迎撃兵器を販売することを決定したことに対し、中国が協力に反発している中で予告なしに行われた。