最近、日本政府がサマータイム制導入を積極的に検討し、勤務時間が増えない形態のサマータイム制再導入論議が活発に起こっている。
日本は第2次大戦直後、米国の勧めで4年間、サマータイムを施行したことがある。国内でもこの制度をめぐり賛否両論が再び触発される可能性が高くなっている。日本がサマータイム制を施行すれば“先進国クラブ”という経済協力開発機構(OECD)会員国の中で、この制度を取り入れない国はアイスランドと韓国だけだからだ。アイスランドは夏季、白夜の現象でサマータイム制を施行する理由がない国だ。したがってOECD国家のうち実質的にサマータイム制を施行しない国家は韓国だけとなる。