<慰安婦TF発表>被害者中心解決すると言いながら…おばあさんより団体ばかり会ったTF
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.29 09:21
韓国・日本慰安婦合意TFの調査結果と関連し、28日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「政府は被害者中心解決と国民が共にする外交という原則の下、早期に後続措置を用意することを望む」という立場を明らかにした。TFが慰安婦問題の出口ではなく別の入口になってしまっている状況だ。しかし、12・28慰安婦合意の運命を決める「被害者中心」的アプローチの定義に関してTFや外交部は未だ明確な定義ができていない。
TF発表と康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の話を総合すると「被害者中心」的アプローチのための方法は「被害者の意見収集」だ。
前日オ・テギュTF委員長はブリーフィングで「被害者の概念については各自異なる」としつつ「一般的に見ると『被害者』と『被害者団体』を同じく使う場合が多い」と話した。これに対しTFがおばあさん全員に面談したのか質問するとオ委員長は「(スタート会見で)私がおばあさん全員を面談するという言葉は出していないと記憶している」と答えた。おばあさんとの接触の有無について答えを濁す発言だった。