北朝鮮が水素爆弾を公開…小型化に自信(1)

北朝鮮が水素爆弾を公開…小型化に自信(1)

2017年09月04日11時09分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮は3日、核実験で水素爆弾実験に成功したと主張した。北朝鮮が実際に水素爆弾実験に成功したかどうかをQ&A方式で見てみよう。北朝鮮の水爆実験の成否基準は核実験による地震の規模だ。

  ◆北朝鮮は水爆開発に成功したのか

  核爆弾は原子爆弾と水素爆弾に分けられる。プルトニウムや高濃縮ウラン(HEU)など核兵器の原料となる核物質が同時に核分裂を起こし、強力な爆発力(核爆風、高熱、高圧など)を起こすのが原子爆弾だ。1945年に広島と長崎に投下された核爆弾がこれだ。ここにリチウム-6や二重水素、三重水素など核融合物質を加え、分裂した核物質が融合するよう瞬時に2次爆発を起こすのが水素爆弾となる。

  今回の6回目の核実験による人工地震規模を韓国気象庁は5.7と、米国と中国は6.3と明らかにした。韓国気象庁の発表のようにマグニチュード(M)5.7の場合、今回の核実験の爆発力は理論的に100キロトン程度となる。1キロトンは1000トンのTNT(トリニトロトルエン)を一気に爆発させる時の爆発力。過去最大であるのは事実だが、5回目の核実験(10キロトン)の10倍ほどだ。このレベルなら水素爆弾というよりブースト型核分裂爆弾に近い。水素爆弾の場合、爆発力が200キロトン以上でなければならない。

  韓国合同参謀本部も北朝鮮の今回の核実験の規模を50-160キロトン程度で、ブースト型核分裂爆弾レベルと評価した。ブースト型核分裂爆弾はウラン弾のような核分裂爆弾と水素爆弾の間にある段階で、水素爆弾のように三重水素を使用して核融合段階の爆発を経る。ただし水素爆弾に比べると威力は落ちる。核融合が生じれば核分裂エネルギーの1000倍近い大きなエネルギーが発生し、すべてのものを破壊する。

  青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者はこの日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用水素爆弾実験に成功したかどうかについて「内容自体が正確に究明されていない状態」とし「北の主張には議論の余地が多く、確認されたことはない」と述べた。この関係者は「北も完成段階に入るために今回の核実験をしたと表現した点から、まだ完成段階には達していないとみられる」と評価した。

  しかし米国と中国が発表したようにマグニチュード6.3の場合は状況が変わる。米中の基準で見ると、6回目の核実験の爆発力は250-860キロトンとなる。これは水素爆弾の爆発規模に該当する。中国地震局は核実験の約8分後にマグニチュード4.6の地震がまた発生したと発表し、核実験の衝撃により地盤や地下構造物が崩壊する陥没地震が発生したと推定した。

  総合的に見ると、北朝鮮が水素爆弾の開発に「部分的」に成功したという評価が可能だ。ブースト型核分裂爆弾も水素爆弾の初期段階と見ることができ、爆発の威力をみるとブースト型核分裂爆弾以上であることが明確であるからだ。

北朝鮮が水素爆弾を公開…小型化に自信(2)
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