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イスラム国の覆面要員がテコンドー訓練…別の韓国人加入の可能性も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.25 10:00
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トルコで先月行方不明となったキム君(18)がテロ団体のイスラム国(IS)に加担して訓練を受けているという事実が確認され、波紋を広がっている。中東で発生しているイスラム国のテロを「対岸の火」として眺めていられなくなったからだ。

政府としては第2、第3のキム君が出てくるのを防ぐことが急がれる。しかしキム君がたとえ帰国しても旅券法違反で軽い処罰のみ可能で、テロ団体加担行為は現行法で処罰できないことが明らかになり、対策の準備に困難が伴う見込みだ。

 
こうした中、19日にイスラム国がインターネットに公開した2分間の特殊訓練映像で、覆面をした隊員がテコンドーのプムセ(型)「太極一章」と似た訓練をする姿が確認された。「太極一章」の18種類の動作のうち最後の2種類の動作を除いた16種類の動作がテコンドーのプムセと似ている。李丙ギ(イ・ビョンギ)国家情報院長が24日、国会情報委員会に出席し、キム君のイスラム国訓練参加を確認した状況で、テコンドー訓練の姿まで公開されたのだ。

これを受け、韓国テコンドーと関係がある別の人物がイスラム国に加わった可能性も提起されている。公開された映像にはイスラム国の隊員と物資を載せていく韓国産自動車も見られる。

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