【コラム】韓国国防部長官の恐ろしく悲しい目(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.29 10:58
金寛鎮は訓練計画を持って青瓦台(チョンワデ、大統領府)に行き李明博(イ・ミョンバク)大統領を説得しました。米軍が指揮する韓米連合司令部は金寛鎮の計画を負担に思いました。北朝鮮の軍部を刺激しないか気になったのでしょう。米軍は戦時作戦の指揮権を持っています。だが、平時作戦次元で進める射撃訓練は韓国軍の固有権限です。金寛鎮は平時作戦権の限界まで押し込みました。
北朝鮮軍部には、「攻撃すれば自衛権の次元から強力に懲らしめる」と警告しました。実際に射撃訓練をする時は空対地ミサイルを搭載した戦闘機を空に出し、北が攻撃すればすぐに撃つよう命令しました。この時、金寛鎮の口から出た言葉があの有名な「挑発原点打撃」「措置が先、報告は後」でした。