「戦争できる国」改憲を加速する日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.24 09:56
自民党の二階俊博幹事長が今年上半期中に憲法改正の発議をする可能性を示唆したと、朝日新聞が23日報じた。自民党は安倍内閣初期から改憲の必要性を提起してきたが、具体的な改憲発議の時期に言及したのは今回が初めて。しかし政界では「不可能」という反発が出ていて、実際の発議までは難航が予想される。
二階氏は前日、NHKの番組『日曜討論』に出演し、「(改憲について)できるだけ早く党論を整理したい」とし、迅速な改憲に対する意志を表した。
6月18日に会期が終了する上半期の通常国会で発議する可能性を尋ねる質問には「状況を見て判断する」と答えたが、放送後に記者が「今国会で発議の可能性を否認しない立場か」と尋ねると、二階氏は「そうだ」と答えた。状況によっては上半期中に改憲を発議する意思があるということだ。