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イ・スンウ「日本の小説、繊細な感覚が際立つ」…江國「韓国文学はテーマ明確」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.04 11:26
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--お2人の小説には異常な人物がたくさん出てくる。例えば江國氏の『きらきらひかる』は、精神を病む妻と同性愛者の夫、イ・スンウの『植物の私生活』は障害者の性欲が素材だ。

▼イ=例外的な個人を特別な事例として提示しては意味がない。ある行動や事件の契機と内面的な理由が共感をかもし出すように書かなければならない。個人の話はどんな形でも世の中とつながる。だから普遍的でもある。

 
▼江國=どんな人が平凡だとかいう話をあまり信じない。誰でもよく知ってみたら特異だ。凄惨な殺人事件のニュースを見てほしい。年を取って断言できるのは、現実はいつも小説より奇想天外だという点だ。重要なのは、どれほど実感できるように書くか、共感するように書くかだ。

--韓国と日本の小説は全く違うそうだが。

▼イ=体験をそのまま書く私小説の影響なのか、日本の小説には日常の繊細な感覚のようなものがある。明確なあらすじがなくても小説がうまく回っていくようだ。

▼江國=韓国の文学界は、確実な叙事やテーマがなければ小説を書きにくいと考えているようだ。韓国に日本の小説ファンが多いのであれば、そんな差のためではないか。

--小説は、確信よりも懐疑の芸術ジャンルなのか。

▼江國=ある問題に対して断固たる結論を出す人々がいつも疑わしかった。今後もそうだ。

▼イ=世の中と人間をあまり信じることができない傾向がある。自分が自分を信じられないためであるようだ。生きる中で、そのような本性が変わるのではないかと思う考えに固執してみたら小説を書き続けることになる。

--電子ブック・インターネットのために紙の本が脅威を受けている。

▼江國=私は電子ブックでは小説を出版しない。紙の本を読まずに書棚においておくだけでも人に何か影響を与えるだろうと考えている。映像メディアのために文学がなくなると言うが、読者はそんなにバカではないと信じている。

▼イ=小説が今後、紙の本ではなく何か別のメディアに含まれるのかは率直によく分からない。それは出版社と世の中に任せて、作家はただ書くだけだ。


イ・スンウ「日本の小説、繊細な感覚が際立つ」…江國「韓国文学はテーマ明確」(1)

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