イ・スンウ「日本の小説、繊細な感覚が際立つ」…江國「韓国文学はテーマ明確」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.04 11:26
--お2人の小説には異常な人物がたくさん出てくる。例えば江國氏の『きらきらひかる』は、精神を病む妻と同性愛者の夫、イ・スンウの『植物の私生活』は障害者の性欲が素材だ。
▼イ=例外的な個人を特別な事例として提示しては意味がない。ある行動や事件の契機と内面的な理由が共感をかもし出すように書かなければならない。個人の話はどんな形でも世の中とつながる。だから普遍的でもある。