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ショッピングにレジャー、観光…韓日は今、“アウトレットモール熱風”(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.29 15:33
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◇韓国流通業界も業態分化を開始=日本流通市場に現れた業態多様化の流れは最近、韓国でも感知されている。 経済成長の勢いが弱まり、不況が訪れる周期が短くなったうえ、デパート市場まで飽和状態になっているからだ。 こうした状況で新しく浮上する業態の一つがアウトレットだ。

07年に新世界(シンセゲ)チェルシーがオープンした驪州(ヨジュ)プレミアムアウトレットをはじめ、デパートは先を競ってアウトレットを展開している。 これまで6カ所のアウトレットがオープンした。 名品ブランドが入ったプレミアムアウトレットが中心だ。

 
来月2日にオープンするロッテプレミアムアウトレット坡州店もその一つだ。 従来のアウトレットと違うのは坡州出版都市内に位置しているという点だ。 出版都市と付近の観光施設をショッピングモールと結びつけたという点で、軽井沢のプリンスショッピングプラザと似ている。

25日、最終工事が行われているロッテプレミアムアウトレット坡州店で会ったソン・ジョンホ店長(52)は「坡州出版都市だけでなく、近くに尋鶴山(シムハクサン)、烏頭山(オドゥサン)統一展望台など観光地が多いので、観光客を引き込めるという利点がある」と話した。 坡州店は出版都市第2段階事業敷地。 ここにはメディアや映像関連企業が段階的に入る予定だ。 これら企業が生産する各種映像・メディアコンテンツだけでなく、DMZドキュメンタリー国際映画祭などと連係させれば、映画観覧客までも引き込めるというのがロッテ百貨店側の計算だ。

休憩および文化施設も拡充した。 4棟のうち1棟にロッテシネマ7館を入店させた。 来年3月には文化センターとギャラリーもオープンする予定だ。 アウトレットの中に映画館・文化センターなどの施設が入るのは今回が初めてとなる。

外国人観光客の誘致にも力を注いでいる。 仁川(インチョン)・金浦(キムポ)国際空港と自動車で30-40分の距離にあるからだ。 オープンと同時に空港とのシャトルバスを運行する計画だ。 日本と中国の旅行会社の関係者を招待した行事も進めている。 ロッテ百貨店側は「坡州近隣の観光地と連係した観光商品をずっと開発していく」と述べた。

実際、坡州店はロッテと新世界の‘自尊心対決’で注目を集めてきた。 今年3月にオープンした新世界チェルシーの坡州プレミアムアウトレットは、ロッテプレミアムアウトレット坡州店とわずか6キロの距離にある。 車で10分の距離だ。 延べ面積15万473平方メートル、営業面積3万5428平方メートルに213ブランドをそろえたロッテ坡州店がオープンすれば、新世界チェルシー坡州プレミアムアウトレットが持つ「アウトレット最大規模および最多ブランド」というタイトルもロッテに奪われる。 ロッテ百貨店側は「坡州店は新世界チェルシーと関係なく、坡州出版都市との連係を通してシナジー効果を出せるところに位置している」と強調した。 また「プレミアムアウトレットは結局、物量を確保するのがカギ。 売上増大を通してファッション業者からの円滑な物量確保に注力する」と述べた。


ショッピングにレジャー、観光…韓日は今、“アウトレットモール熱風”(1)

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    2011.11.29 15:33
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    ロッテプレミアムアウトレット坡州店の鳥瞰図。
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