ビットコイン価格が１０００万ウォンを突破してから３日で２５％上昇し価格暴落に対する懸念も大きくなっている。専門家らは深刻な騰落幅に耐えるのが難しい個人投資家の注意が必要だと助言する。

ビットコインは１０００万ウォンを突破した２６日以降も急騰を継続している。韓国の仮想通貨取引所ビットサムによると、韓国のビットコイン価格は同日午後４時基準で１２７４万ウォンを記録した。初めて１０００万ウォンを突破した２６日の最高値１０１２万ウォンより２５％上昇した。同じ時間の海外相場１０８７万ウォンより１７％高かった。

韓国のビットコイン価格バブルが度を超えているという分析も出ている。世界仮想通貨情報会社コインマーケットキャップによると、国際標準時間基準で２８日正午を基点に世界のビットコイン価格が１万ドルを超えた。一部仮想通貨専門家らは「韓国人のビットコイン買い攻勢が海外相場上昇に影響を与えた」という分析を出した。

専門家らは仮想通貨の個人投資家に相次いで警告を出している。ギャラクシーインベストパートナーで仮想通貨投資ファンドを運用するファンドマネジャーのマイケル・ノボグラッツ氏は現地時間２８日に米国ＣＮＢＣ放送とのインタビューで「ビットコイン価格が来年末までに４万ドルを軽く超えるかもしれないが、制限された供給のためビットコイン価格は急騰落を繰り返す傾向がある」と分析した。彼は短期的にはビットコイン価格が５０％ほど下落する可能性もあると予想する。

こうした急騰落のため個人投資家が過度にビットコインに投資するのは望ましくないとノボグラッツ氏は助言した。個人投資家は純資産の３％、高額資産家は純資産の１０％以上を投資するのは危険だと彼は強調した。