韓国の「生活の質」、OECDとG20で下位圏
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.22 10:47
所得がある程度の水準に達すると生活の質に対する満足度は増えにくくなるという「イースタリンの逆説」が大韓民国にも適用されるのか。
韓国の「生活の質」が経済協力開発機構(OECD)と主要20カ国(G20)に含まれる39カ国で下位圏にあることがわかった。2000年代に入り韓国の表面的な経済指標は良くなったが、国民一人一人の満足度はこれに追いついていないということだ。
企画財政部は21日に明らかにしたところによると、韓国開発研究院(KDI)は最近「韓国の国家競争力分析体系開発」という報告書をまとめた。国家競争力指標を大きく▽成長動力▽生活の質▽環境▽インフラの4種類に分け15の中分類、50の小分類指標を開発して項目別に順位を付けた。指標のデータはOECDと国連、世界銀行などの2008年資料を活用した。