キムチ・化粧品を前面に出して国際社会への進出を狙う北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.01 16:21
最近、核とミサイルを前面に出して軍事的緊張を高めている北朝鮮が国際社会の知的財産権の登録にも大きな関心を見せていることが明らかになった。ハードパワーを通した力争いの裏面にソフトパワーを活用して国際社会に進出と競争力確保を模索しているわけだ。
世界知的所有権機関(WIPO)資料によると、北朝鮮はことし「柳京(リュギョン)キムチ」や「サムチョンリ(三千里)」「ソナム(松の木)」など3件を国際商標として登録した。昨年には北朝鮮が化粧品商標として使っている「ウンハス(銀河水)」も登録した。政府当局者は「金正恩(キム・ジョンウン)委員長が執権した後、『自分の土地に足を付けて、目は世界に向けよ』として世界的水準の製品を生産するように指示をした」として「国際商品の登録もこのような流れと関係があると見られる」と話した。また、「最近北朝鮮が商標を登録した業種は金正恩委員長が現地指導をして競争力確保を呼び掛けたところ」としながら「金正恩委員長の指示履行の意味でもある」と付け加えた。