【社説】朴大統領の最後の愛国は「時限付き下野」だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.29 08:19
弾劾の時計が進んでいる。共に民主党・国民の党など野党連合が朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾案処理Dデーを今週金曜日の12月2日とする意見をまとめている。12月2日または9日としていた立場から2日の方向に傾いたのは、それだけ国民的な要求が強く、与党セヌリ党でも弾劾案に賛成する議員が急増しているからだ。時間を長引かせて突発事態が生じるのを防ぐためにも弾劾を急ぐ必要があるというのが政界の判断であるようだ。
こうした中、朴大統領の最後の砦である親朴(朴槿恵)派重鎮議員らも昨日、非公開会合で朴大統領に「名誉ある退陣」を提案した。この会合には徐清源(ソ・チョンウォン)議員、鄭甲潤(チョン・ガプユン)議員、崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)議員、兪奇濬(ユ・ギジュン)議員、洪文鐘(ホン・ムンジョン)議員、尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)議員、趙源震(チョ・ウォンジン)議員らが出席したという。親朴派議員らは「このままいけば国会で弾劾されるしかない」とし「大統領は任期にこだわるより、国と本人のために名誉ある退陣をするのが望ましい」と建議することで意見をまとめたという。