<文化が力だ>(2)カルチャーショッピング…日本由布院、名品観光地になった秘訣は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.28 15:40
九州の温泉村、由布院。住民1万人余りの山村だが年間約400万人が集まる。由布院は開発を抑制して名品旅行地に新たに乗り出した。建物の階数を制限して大型ホテルの進入を遮り、伝統温泉村のイメージを守った。近隣の温泉村、黒川にも大型ホテルがない。宿泊施設は旅館29カ所がすべてだ。黒川は福岡空港からバスで3時間の距離だ。しかし、毎年100万人が訪問する。理由は「文化体験」だ。
日本は文化を体験しに行く国だ。日本国土交通省によると、昨年訪日外国人の76.2%が日本旅行の動機として「食道楽」を挙げた。ショッピング・自然景観・シティツアー・温泉などがこの後に続いた。半面、韓国はショッピングしに行く国だ。韓国文化観光研究院の「2014外来観光客実態調査報告書」によると、韓国旅行を考えた要因として「ショッピング」を挙げた外国人が72.3%に達した。ショッピングを旅行目的に選んだ比率が自然・食など他の要因を圧倒した。