「安重根義士の精神、絵で蘇らせる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.26 12:42
「安重根(アン・ジュングン)義士は民族の独立と自主だけでなく、東洋の平和を主唱した人だ。愛国者で先覚者の安義士の崇高たる霊魂を少しでも慰め、子孫がその精神を見習うのを助けるため、絵を通じて同氏を蘇らせてみた」--。
中国の美術家で、在中韓国人のジャーナリスト、ナム・ヨン氏(69)は安重根義士の義挙100周年を控え、中央日報とのインタビューでこのように語った。同氏は、安義士が1909年10月26日、黒龍江省・ハルピン(哈爾浜)駅で朝鮮(チョソン、1392~1910)を侵略した元凶、伊藤博文を暗殺する場面や、殉国の直前に母親から送られた手作りの韓服(ハンボク、韓国伝統の服)を着ている安義士の最後の姿を、それぞれ考証に基づいて画幅に移した。