朴大統領「漫画・ウェブトゥーン、海外進出を支援」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.28 09:31
朴槿恵(パク・クネ)大統領が27日、漫画家ホ・ヨンマン氏に会った。「5月、文化がある日」に合わせてソウル芸術の殿堂ハンガラムデザイン美術館で開かれた「ホ・ヨンマン展:創作の秘密」展でのことだ。『食客』『タチャ』『カクシタル』などを描いたホ氏は、中央日報に「コーヒー1杯飲みましょうか?」を連載している韓国の代表的な漫画家だ。
ホ氏の案内で展示会を見て回った朴大統領は「これ(漫画)こそコンテンツが多様に広がっていく代表的な分野」として「漫画やウェブトゥーンの海外進出などに多くの支援がなされるべきだ」と話した。また「韓国の漫画は進化しており、今後も進化し続けるだろう」とつけ加えた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官は「漫画は映画やドラマ、アニメーションなど多様なコンテンツで作られている」として「漫画は想像力と創造力に代表される創造経済の核心コンテンツであり『ワンソース・マルチ・ユース(One source multi use、1つのコンテンツを多様なジャンルで活用する)』の適合モデル」と強調した。
朴大統領はこの日『ホ・ヨンマンの旅行日記』2冊(ワンセット)を購入した。ホ氏は朴大統領にカリカチュアを描いた額縁をプレゼントした。朴大統領は展示会で、漫画『遠い国、隣国』の著者イ・ウォンボク徳星(トクソン)女子大学総長を見て「知識をどうしてそんなに面白く学べるようにするのだろうという気がした」と話しかけていた。また朴大統領は漫画『スーパーボード』の中の沙悟浄(サオジョン)キャラクターの模型を見ると「沙悟浄シリーズの中で思い出すのが、沙悟浄が目が悪くてよく見えないのを先生が『どうしたの?目はいくつなの(視力はいくつ)?』と聞くと沙悟浄が『僕の目は売らないんですけど』といった」と話し、周囲は笑いの渦に包まれた。