現代・起亜自グループが海運業進出…近く輸出車運搬専用船発注
現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車グループの総合物流企業、グロービスが海運業に本格参入する。下半期に自動車運搬専用船2~3隻を国内の造船会社に発注し総合海運企業へと踏み出す計画だ。グロービスはすでに自動車4000台を積載できる運搬船2隻と6000台を積載できる運搬船1隻の3隻の自動車運搬船を中古で購入しており、来月1日に現代・起亜自動車の輸出車4000台を運送する予定だ。現代・起亜自動車の輸出車運送事業規模は年間8000億~1兆ウォン(約595億~743億円)に達する。
グロービスは輸出車運搬事業を段階的に拡大し、現代・起亜自動車の輸出量の20%を直接運送することにした。また毎年割合を10%ずつ増やし、2015年までに50%以上を担当する目標だ。このために上半期に自動車海上輸送専従組織を新設することにした。グロービスはこれまで船を借りて船主の役割だけしており、運送は他の海運会社に任せていた。しかし今後は直接船舶と運航の管理を行うことになる。グロービスが本格的に海運業に進出することになる。