アフガニスタンの治安維持のために現地軍と警察を訓練する人員の派遣を望むという米国の要請について、政府が軍隊の再派兵は困難との姿勢を先日、米国に通達した。
外交部のある当局者は23日、記者らと会見し「今年1月、鄭夢準(チョン・モンジュン)議員が米国特使として訪米したときと、3月に柳明桓(ユ・ミョンファン)外交部長官が訪米したときに、ロバート・ゲーツ米国防長官が軍と警察要員の派遣を要請した」と明らかにした。そして「米国の要請について柳長官は“軍の派遣は不可能だが、警察を訓練するための人員派遣は検討の余地がある”という立場を伝えた」と述べた。また「韓国政府は軍人を再び派遣する意思がない。米国も現在は軍隊の派遣を望んでいない」と述べた。