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大韓教保生命ビル東方面に伸びるピマッコル(清進3区域、写真上)。隣接した清進2区域をまとめてここに24階建ての建物を建てる都市環境整備事業が推進されている。道の跡は残ってもピマッコルの趣は消えてしまう。昨年7月に竣工されたル・メイエール鍾路タウン(写真下)。ピマッキルを道の形態で残したが、大理石の底とガラスに変わり、以前の趣は消えた。(写真=キム・サンソン記者) |
ピマッコルはソウル鍾路(チョンノ)1~6街にわたって鍾路から18メートル北へ伸びた幅2~3メートル程度の路地を指す言葉だ。朝鮮時代「庶民たちが(高官大爵の乗った)馬を避けるための道」(避馬路)に由来する。道の左右を含む周辺一帯をピマッコルといい、道だけを指してピマッキルという。朝鮮時代、ソウルの東西の軸となる中心道路だった鍾路とともに形成され、600年の風霜に耐えてきた。最近になってピマッコル一帯に大規模再開発事業が始まり、歴史の中に消える危機に処している。