京畿道揚平郡竜門山(キョンギド・ヤンピョングン・ヨンムンサン)で20日に墜落したUH-1Hヘリは、濃い霧をすり抜けて飛ぶ途中、事故に遭ったことが確認された。
陸軍関係者は21日「陸軍合同調査本部航空機調査委員会が、墜落したUH-1Hの録音テープを回収して分析した結果、操縦士たちが緊迫した声で『まだ雲の中を通っている。高度3000フィート…』という対話を交わした。これらが竜門山で急に濃い霧にぶつかると急に脱出しようとしていた過程で墜落したとみられる」と明らかにした。操縦士シン・ギヨン准尉は、墜落当時、竜門山隣近の気象状態を把握することができないまま竜門山の方へ機首を回して飛行していたものとわかった。