ハニョン外国語高校2年のキム某君(18)は、米国への留学を準備中だ。キム君は4月中旬、米国大学進学適性全国テスト(SAT=Scholastic Aptitude Test)を主管する米大学入試委員会(カレッジボード、College Board)のオフィシャルサイトにアクセスした。
6月1日の試験を受験するためだった。試験から5週前までが締め切りになっていて、時間は十分だと考えた。だが、オフィシャルサイト・受け付けの掲示板には「(願書の受け付けが)終わり」となっていた。カレッジボード側は「多くの中国人学生が韓国での試験に願書を出したため、願書の受け付けが早期に終わった」と説明した。