野党ハンナラ党が「私学法に結びつけた戦略」を取ることにより1年10カ月間も漂流中のロースクール(米法学大学院)法案が、今度は弁護士出身議員らの「守備」に直面した。
ハンナラ党と与党ウリ党が法案処理に原則的に合意したが、全体16人のうち10人が弁護士の法制司法委員会(法司委)でブレーキがかかっている。国会教育委員会が政府の案を土台に、法案審査小委員会レベルの修正合意案を作ったのは昨年4月。多様な背景の法律家を養成するため3年課程の法学専門大学院を設け、司法試験を弁護士資格試験に代えるという政府案の骨子が維持された。