防衛事業庁は、２１日「トルコ国防省が韓国製の軍用航空機『ＫＴ－１』の輸入に向けて、韓国航空宇宙産業（ＫＡＩ）との交渉に着手することを公表した」と明らかにした。

また、国防科学研究所（ＡＤＤ）が開発した次世代戦車「ＸＫ２」の技術もトルコに輸出される予定だ。同庁関係者は「トルコに輸出される『ＫＴ－１』はおよそ３０機以上」とし「海外販売はインドネシアに１２機を輸出して以来２国目だ」と説明した。また「『ＫＴ－１』と『ＸＫ２』の輸出規模は、総額５０００億ウォン（約６００億円）以上にのぼるだろう」とした。

「ＫＴ－１」は、戦闘機操縦士を養成する初等訓練の過程に使われる。最高速度が時速５７４キロメートル、エンジン推進力が９５０馬力、上昇高度１万１０００メートル、垂直起動や転回、急旋回も可能だ。防衛事業庁関係者によると、トルコの次世代戦車事業を主管する「オトカー」が、国防科学研究所と防衛産業企業「ロテム」との交渉に近く着手する。同関係者は１～２年以内に輸出が可能なものと見込んだ。