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ハンファ秘書室長「清渓山に連れて行った」…報復暴行事件で

2007.05.09 13:35
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ソウル南大門警察では8日、ハンファグループ金昇淵(キム・スンヨン)会長報復暴行疑惑事件の核心関係者である同グループキム某付属室長(専務級、51)を被疑者身分として調査した。警察によるとキム室長は3月8日午後7時30分ごろ協力会社D土建社長キム某氏(49)に電話をかけて暴行現場に職員7人を動員してくれるよう要請したというのだ。また同じ日、一緒に夕食をとった元暴力団マンボ組組長オ某氏(54、海外出国)に金会長の次男を殴った人々の身元確認を頼んだものと伝えられた。

警察はキム室長の依頼を受けたオ氏が木浦(モクポ)出身S組員たちを動員し、清渓(チョンゲ)山と北倉(プクチャン)洞Sクラブなど暴行現場2カ所に行ったものとみている。キム室長は警察で「清渓山隣近には行ったが、私は暴行をしていない。誰が暴行をはたらいたのか知らない」とし、暴行現場にいたことを認めた。しかし「オ氏とはこれまで会ったこともなく、マンボ組も知らない」として組職暴力団動員疑惑を全面否認した。また「北倉洞の従業員4人を清渓山に連れて行ったが、彼らは場所移動にこころよく同意した上、ワゴン車で自由にタバコを吸ったり携帯電話も使ったりした」と拉致、暴行ではないと主張した。これまで「車で清渓山の工事現場に移動させられた」という被害者の警察陳述はあったが、ハンファ側はこうした事実を否認してきた。

 
また警察は先月27日、カナダに突然出国し、国外逃避疑惑を受けているオ氏に対し、インターポールに所在の確認を要請した。



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