BDA凍結で…韓赤、離散家族対面支援金40万ドルを船で運ぶ
5日午後7時、仁川(インチョン)港貨物埠頭。 かばんを持った正装姿の男性2人が出港を準備する船に乗った。 2人の胸には赤い赤十字マークがついている。 かばんの中に入っているのは現金40万ドル(約3億7200万ウォン)。 100ドル紙幣を100枚単位で束ねた札束40個だった。 しばらくして船は港を離れ、北朝鮮の南浦(ナムポ)港に向かった。
40万ドルは、南北離散家族画像対面に必要な装備の購入のため政府が北朝鮮に支援する資金だった。 翌日昼12時、南浦港に到着したこの資金は、平壌(ピョンヤン)から来た北朝鮮の朝鮮赤十字会の要員に引き渡された。 南北間で初めてとなる現金輸送作戦はこのように進行した。