仏ショッピング街を‘アジアが占領’…日本・中国・韓国人の順
12日午後、フランスのパリ・サンジェルマンにある「ヒューゴ・ボス」。 80坪余の店を埋める中国人観光客がコート・靴・セーターなどを購入し、数個のショッピングバッグを持って出てくる。 職員は「マーケティング目的で顧客の国籍を集計しているが、中国・韓国・日本の顧客が圧倒的に多い」と語った。
100年余の伝統があるフランス「ソルド」(solde:バーゲンセール)も終わりに近づいた2月中旬のパリ。 あちこちに‘2次セール’‘最終セール’などの垂れ幕が見られ、アジアショッピング客の行列が道をふさぐほどだ。 およそ20年前からの顧客である日本人に続き、最近は韓国・中国人旅行客が大きく増え、アジアショッピング客がセール期間中の核心顧客になっている。