北朝鮮・労働党創建60周年を記念する行事、アリラン祝典を観覧するための大規模な訪朝団をめぐって議論が広がっているなか、京畿道(キョンギド)の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)知事が予定されていた訪朝日程を取り消した。
孫知事は10月初め、南北(韓国・北朝鮮)稲作モデル農場で刈り入れをするため、平壌(ピョンヤン)入りする予定だった。だが、北朝鮮当局が孫知事に、訪朝の際、アリラン祝典を観覧するよう強力に求めたのを受け、日程を取消したもの。京畿道のイ・スウォン広報官は「北朝鮮当局は孫知事の日程を協議する際、1泊2日の日程で訪問し、アリラン祝典を観覧するよう強く求めた」と伝えた。