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「観客の歓呼に趙英男頑張る」、ビッグ3コンサート

2005.05.09 18:22
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パッティー・キム(65)、李美子(イ・ミジャ、64)、趙英男(チョ・ヨンナム、60)の3人が共演し、話題になった「ビッグ3コンサート」。「両親の日」の8日、ソウル世宗(セジョン)文化会館で行なわれた同コンサートは、3人が歌手ノ・サヨンの歌『出会い』を一緒に歌いながらスタートした。

趙英男氏のいわゆる「親日発言」をめぐり波紋が広がっていた状況だったが、全国ツアー初日の7日と翌日の8日、ソウル公演は完売となった(1566-0503)。最初の曲を終えた後、パッティー・キム、李美子氏らは、順番にあいさつの言葉を語った。だが、趙氏は黙ったまま、数回腰をまげてあいさつするだけだった。歌うときの声も、やや委縮した様子だった。

 
パッティー・キムは「趙氏がとても委縮しているが、私たちは歌手だから全力を尽して歌うつもり」だとし、うつむいている趙氏を励ましたりもした。時間がたつにつれ、趙氏は元気になりはじめた。少なくとも、コンサートのため集まった観客は、趙氏にわざわざながら大きな拍手を送ったからだ。ある観客は「趙英男、元気出せ!」と大きな声で話したりもした。

パッティー・キムが「李美子氏と私は話すのがとても遅いんです」と話したのを受けて、趙氏は「でも、先輩たちは失敗はしないでしょ」と話しはじめた。それから「物議をかもし、申し訳ない」と頭をさげた。3人が一緒に歌うアンサンブルステージ、2人ずつ歌うデュエットステージ、そして1人ずつ歌う舞台が続いた。普段から好きだった相手の歌を歌ったりもした。他人の歌を歌っても全然不自然でない姿から、36年、46年も歌いつづけたパワーが感じられた。

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