韓米日3国は26日、ソウルの外交通商部(外交部)庁舎で、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会談を行い「北朝鮮は即時に6カ国協議に復帰するように」と促した。韓国側の首席代表を務める外交部・宋旻淳(ソン・ミンスン)次官補は、会談後にブリーフィングを行い「北朝鮮が早期に同協議に復帰する場合、北朝鮮が関心を示す懸案について、会議場のなかで真剣に話し合う準備ができている、とのことで一致した」とし、このように伝えた。
◇会談の成果と限界=4時間にわたる会談で、各代表は、王特使の訪朝結果を分析した後、今後の対応策について集中的に話し合った。政府当局者は「北朝鮮の『協議復帰』が先行されるべきだとのことで3国が一致した、との点が最も大きな成果」だとした。3国が緊密な政策連係を維持しているとの点を国内外に明言する効果をあげたとのこと。