ミュージカル俳優が人気大衆歌手を越えた。 「ジキル・アンド・ハイド」を通じて映画俳優からミュージカルスターとなったチョ・スンウ。 チケット前売りサイト「インターパーク」の週間前売り順位では、２１日現在、ミュージカル「ジキルアンドハイド」が歌手ビ（Ｒａｉｎ）、キム・ジャンフンのコンサートを抑えて１位となっている。

企画・製作社のオーディーミュージカルカンパニーは「２０日に２次公演分（１月１０日－２月１４日）のチケットが発売されたが、客席の８割を超える１万２０００枚が売れた」とし、「Ｒ席とＳ席はすでに売り切れで、ジキル役のチョ・スンウ出演分はチケットがなくて販売できないほど」と明らかにした。 ２０日午前１０時からチケットを販売したが、製作社事務室には朝早くから問い合わせの電話が相次ぎ、業務がまひするほどだった。

オーディーミュージカルカンパニー広報担当のユ・ジュヨン氏は「クリスマスイブに彼女と一緒に『ジキル・アンド・ハイド』を見たいと言って、チケット２枚を１００万ウォン（約１０万円）で買うと言う人もいた」と話した。 実際のチケットの価格は９万ウォン（Ｒ席）、７万ウォン（Ｓ席）、５万ウォン（Ａ席）。 低価格のチケットから売れる他の公演と違い、「ジキル・アンド・ハイド」はＲ席から売り切れたという。

チョ・スンウは２１日、「みんなの視線が自分だけに集まって負担を感じる」とし、「ファンを失望させないジキルを演じたい」と語った。 ２月１４日までソウルＣＯＥＸオーディトリアム、ＴＥＬ１５４４－１５５５。