金知雲（キム・ジウン）監督の『甘い人生』が、日本に販売された韓国映画では最高の３２０万ドル（ミニマムギャランティー）で売れ、『私の頭の中の消しゴム』が記録した２７０万ドルをわずか３週間で更新した。主演俳優の李炳憲（イ・ビョンホン）の人気が反映されたとみられる。

『甘い人生』の販売は、日本ヘラルドが劇場配給を、ポニーキャニオンがＤＶＤとＶＨＳの責任を負うという条件で成立した。 『甘い人生』の記録が意味深いのは、撮影がまだ半分ほどしか進行していないという点だ。

日本側と交渉したＣＪエンターテイメント海外チームのパク・イボム・チーム長は「これは非常にまれなケース」とし、「『薔花、紅蓮』など日本で封切りされた作品を通じてマニアファンを確保した金知雲監督の演出力と、線の太い男の世界を見せるヌワールアクションというジャンル、日本国内の「四天王」の一人、李炳憲の出演などが、日本国内の興行の見込みを確実にしている」と語った。