ソウル中央地裁民事合意12部(裁判長、趙寛行部長判事)は、肺がん患者とその家族らがKT&G(旧韓国タバコ人参公社)と国を相手取って起こした、いわゆる「たばこ訴訟」に関連し、「KT&G側は1958~99年の間に発刊されたたばこ関連研究文書464件を公開すべきだという命令を下した」と2日、明らかにした。
裁判所がたばこの有害性を含む研究文書の公開命令を下したのは今回が初めて。KT&G側は裁判所の命令書を受けた後、5日以内に文書を提出しなければならない。 KT&G側は文書を提出するという立場を裁判部に伝えた。