6億ウォン「馬の頭」、3億ウォン「サンマの尻尾」…ただのモニュメントに税金注ぎ込んだ韓国地方自治体
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.10 13:50
7日、慶尚北道高霊郡大伽倻邑(キョンサンブクド・コリョングン・テガヤウプ)農村文化体験特区場。農業パビリオンや動物農場・キャンプ場などが造成されている同地に一つの巨大なモニュメントが目に入ってきた。兜をかぶって目を大きく見開いた馬の頭の像「王国の魂」だった。
高霊郡が2015年鉄器文化の象徴である大伽倻の土地柄を表現するとして青銅で作った高さ7メートルの造形物だ。馬の頭の像の横には大伽倻初の王陵と推定される池山洞(チサンドン)七十三号墳から出土した鳳凰模様の環頭大刀(取っ手の部分に丸い輪がついた刃物)を描写した造形物も見えた。これら造形物を作るのに税金6億5300万ウォン(約7430万円)が投じられた。