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米国の「武器支援停止」警告に…ネタニヤフ首相「爪だけでも戦う」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.10 10:45
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米国政府がラファ作戦に反対してイスラエルに対する武器支援を停止すると明らかにした中、イスラエルのネタニヤフ首相が「我々は爪だけでも戦う」と不満を表した。

ネタニヤフ首相は9日(現地時間)、映像メッセージで「すでに述べたように必要なら我々は爪だけでも戦う」とし「しかし我々には爪のほかに多くのものがある」と強調した。そして「我々は精神力と神の加護で勝利する」と述べた。

 
イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官は「我々はラファ攻撃を含めて計画された作戦をすべて遂行するほどの弾薬を確保している」と述べた。

これに先立ちネタニヤフ首相は自身のX(旧ツイッター)アカウントに4日、ホロコースト追悼映像の一部を載せた。1分6秒の映像で、ネタニヤフ首相は「私は世界の指導者に対し、いかなる圧力や国際社会の決定も我々を守ろうとするイスラエルを阻止することはできないと話す。イスラエルは一人で立つよう強要されればそのようにする」と強調した。

ガラント国防相もラファ作戦は放棄できないという意志を明らかにした。ガラント国防相は戦没将兵追悼日の行事で「私は敵と最高の友人にこのように言いたい。イスラエルは黙っていない。我々は立ち上がって目標を達成する」とし「ハマスを叩きのめし、ヒズボラを崩壊させ、安保を確立する」と演説した。

バイデン大統領は前日のCNNのインタビューで、米国が先週船積みを停止したと伝えられた2000ポンドの爆弾に言及しながら「ガザ地区で民間人が死亡している」とし「イスラエルはまだラファに入っていないが、彼らがラファに入れば武器を支援しないということを明確にした」と明らかにした。

この日、ネタニヤフ首相が主導するイスラエル連合政府は安保内閣と戦時内閣会議を相次いで開き、米国の武器支援停止警告にどう対応するかを決める予定だと、現地日刊ハヨムが匿名の高官を引用して報じた。

この高官は「ネタニヤフ首相は最近、バイデン大統領と電話で、必要なら死を覚悟して戦うという考えを明らかにした。彼は真剣だった」と話した。

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