NASA出身の韓国宇宙航空庁本部長内定者「韓国、他の国が行かなかったようなところに行ける」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.03 09:39
韓国版「NASA(米国航空宇宙局)」と呼ばれる宇宙航空庁(以下、宇宙庁)は民間が主導するニュースペース(new space)時代を開くことができるだろうか。今月27日発足する宇宙航空庁の庁長内定者であるユン・ヨンビン氏、次長内定者のノ・ギョンウォン氏、宇宙航空任務本部長内定者のジョン・リー(John Lee)氏は2日、ソウル鍾路区(チョンノグ)で懇談会を開いて運営ビジョンを明らかにした。
ユン氏は「従来の政府主導の事業方式から抜け出して民間との役割分担を再確立する」と話した。続けて「以前は性能、結果が重要だったが、民間主導に変わって(宇宙産業で)『どれくらいコストカットできるか』が重要になった」とし「〔米国のスペースX(SpaceX)のように〕数十回打ち上げる(リサイクル可能な)発射体が開発されたが(我々の技術とは)以前と大きな格差はある。これを減らしていく方案について緻密に考えている」と話した。