ネパールの青年いなければ船は作れない…韓国造船3社の外国人労働者2万人に迫る(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.01 10:55
先月4日午後、慶尚南道巨済市玉浦(キョンサンナムド・コジェシ・オクポ)。ハンファオーシャン巨済事業所の第1ドックでは37階建てマンションに相当する高さ103メートルのオレンジ色のクレーンが警笛を鳴らしながらゆっくりと構造物を移送していた。長さ530メートル、幅131メートル規模の第1ドックでは作業員が液化天然ガス(LNG)運搬船4隻を同時に建造中だった。船舶の下側ではヘルメットとマスクで重武装した作業員が火花を散らしながら溶接作業をしていた。ネパールから来たノビンドラさん(41)は「難しい仕事だが作業を終わらせ完成した船を見るとやりがいを感じる」と話した。
ここの選任作業員の作業指示はほとんどが韓国語で出されたが、外国人作業員の間ではネパール語、タイ語、ベトナム語など母国語で対話する。造船所で使われる言語は7カ国語以上だ。ハンファオーシャン関係者は「最近外国人労働者が大きく増えた。入国する時に基礎的な韓国語を学んでくるので現場のコミュニケーションに大きな困難はない」と話した。