韓国の未来? 「金海の梨泰院」を見よ…伝統市場には東南アジアの店140軒がずらり(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.01 11:19
◇「寄宿舎の外国人はスーパー、ワンルーム外国人は不動産の最上客」
「小さなアジア」と呼ばれる忠清北道陰城郡も同じだ。特に陰城郡大所面は中部高速道路と隣接しているうえに大風(テプン)・大所などの産業団地に400個余り企業が密集している。このような特性から外国人労働者が押し寄せているという。先月21日、大所面のある大型スーパーを訪れたところ、最も目に付くところにベトナム・タイ・ネパール・フィリピン・モンゴルなどの穀物や香辛料が陳列されていた。目につく客層のうち半分は外国人だった。スーパー関係者は「会社の寄宿舎に住む外国人は一度来ると食料品や生活必需品を大量に購入する。マーケティングも彼らに合わせている」と話した。不動産仲介業者のパクさん(68)は「寄宿舎がなくてワンルームを探す外国人労働者が主な客」としながら「彼らのワンルーム村に沿って外国飲食店やコンビニなど中心商圏が形成されている」と説明した。週末になればこの商圏に外国人が集まって、一部の飲食店ではパーティーが行われる。ある食堂主人は「客に対応するためには携帯電話の翻訳アプリが必須」と話した。美容室を運営する大所セマウル婦女会連合会長のキム・ヨンミさん(58)は「週末にヘアカットに来る客の10人に7人は外国人労働者や移住女性」と話した。